2013年6月15日9:00
スマートフォンの普及でモバイルウォレットの利便性が高くなっている。NFC非接触決済がモバイルウォレットの主流になると思われていたが、現在は停滞している。
調査会社のバーグインサイト(Berg Insight)によると、2012年に米国で利用されたモバイルウォレット利用額は5億ドルになった。オンラインのモバイルコマースとオフライン実店舗での利用が対象だ。
オフラインでのウォレット利用の大半はスターバックスだった。GoogleウォレットやSquareウォレット、レベルアップ、ドゥオラなどはメディアの関心を集めてはいるが、実利用は少ない。
モバイルウォレットの課題は、それが利用できる場所が限られているということ。もうひとつはレジスタッフの教育が不十分で、時間がかかることである。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。