2014年1月14日9:00
オフィス用品小売最大手のステープルズ(Staples)のロゴからLが消えた。といっても実際に新たなロゴStapesを展開するわけではない。
広告キャンペーン「Make More Happen(もっといろいろなことを実現する)」の一環だ。ステープルズはなにを訴えたいのか。
単にオフィス用品だけでなく、医療関係からガーデニング、日用品まではばひろくオンラインで販売するということをアピールするためである。現在約20万点(SKU)の商品を扱っているが、それを100万点にまで拡大する。
もうひとつ、オムニチャネル展開をアピールする。リアル店舗とオンラインを融合し、オンラインで注文し、リアル店舗で受取る。あるいは、リアル店舗で商品をチェックし、オンラインで商品注文して配達してもらう。
オンラインショップの台頭で、消費者はショールーミング化している。それに対抗する戦略であり、キャンペーンである。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。