2014年1月14日16:00
阪神電気鉄道は、阪神あんしんサービス「登下校 ミマモルメ」を提供しているが、同サービスが和田興産の分譲マンション「ワコーレシティ神戸三宮」(建設予定地:神戸市中央区)に導入されることが決定したと発表した。ミマモルメのマンションへの導入の決定は今回が初めてで、同物件の校区小学校にミマモルメが導入されていること等から決定されたという。
ミマモルメは、児童の校門通過情報を保護者の方にメール配信するサービスで、保護者からは無事に登校したことを確認できる安心感などが好評を得ているという。ミマモルメの導入により、保護者には、従来の登下校時の校門通過情報に加えて、同マンションのエントランス通過情報がメール配信される。これにより、児童の外出・帰宅をより正確に確認することが可能だ。利用料金は、一人につき、1カ月350 円からとなる。
阪神電気鉄道によると、マンションのエントランスに設置した機器にICカードをタッチすることによる保護者へのメール配信サービスはすでに他社が行っているが、「タッチ不要」のICタグを用いたサービス導入および学校への導入と組み合わせた導入の決定は、全国初となるそうだ。
なお、ミマモルメは、2011年4月のサービス開始以来、全国381校、約7万1,000人(2014年1月現在)が利用しているという。