2014年2月4日20:49
第三者認証機関であるテュフズードの日本法人テュフズードジャパンは、Global Platformの試験ラボとして認定されたと発表した。これにより、国内のみならず海外のSIM/UICCメーカーやICカードメーカー、または携帯端末開発メーカー等に対し、幅広い試験サービスを提供できるようになる。
GlobalPlatformは、セキュアチップ上の複数のアプリケーションを管理するシステムの標準化組織で、ICカード標準化組織の中でも重要な団体の1つとなる。今後、テュフズードジャパンでは、GlobalPlatform試験を行うが、それ以外の製品についても企業からの要望に応じ、順次拡大を検討していく。
テュフズードジャパンでは、2013年6月にVisa決済サービスの非接触型携帯端末機器のアナログ/デジタル認証試験(Visa Mobile Contactless Level 1)を実施できる国内唯一の試験所として認定された。今回、GlobalPlatform試験所として認定されたことで、非接触型携帯端末機器の試験についてより幅広いサービスを提供できるようになったという。
今後は、非接触型携帯端末機器向けVMPA試験(Visa Mobile Payment Application) サービスも展開できるように準備を進めていくそうだ。