2014年2月18日9:00
米国のファストフードはいまモバイルの活用を加速している。モバイル注文とモバイル決済が顧客リピートにつながるとみている。
モバイル決済で最も成功しているのはスターバックス。北米売上の11%がモバイル決済で、毎週500万件のトランザクションとなっている。
それにあやかろうと、ダンキンドーナツ、マクドナルド、ドミノピザ、KFCなどがモバイル注文とモバイル決済の導入テストを実施している。
メキシカンフードのファストフード、チポトレもその1社。10億円(1,000万ドル)をかけて、モバイルアプリをアップグレードしている。
現在は社員を対象にした実証実験段階。いかにレジスピードを速められるかを検証中だ。ファストフードにとって、スピードは命。競争の鍵となる。
チポトレのモバイル決済はスターバックスと同様のバーコード型。NFC非接触決済は敬遠した。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。