2014年3月18日15:59
MPayMe Japanは、NFCが内蔵されたリストバンドと同社が提供するスマホ決済サービス「ZNAP(ズナップ)」に登録されたクレジットカードとを連動させることで、現金やクレジットカードを持たずに、リストバンドによる支払いができるサービスを開始したと発表した。
同サービスを利用することで、屋外での音楽イベントや大規模なフードフェスティバル、または海やプール等で財布を持ち歩かずに、手首に巻かれたリストバンドをNFCカードリーダーにかざす動作のみで、入場管理から店舗での商品の購入などを行うことが可能だ。
サービスの流れとして、まずイベントのチケットの購入者にNFC内蔵リストバンドを送付。購入者は、リストバンドに印刷されたQRコードをZNAPでスキャンして暗証番号を入力する。ZNAPに登録済みのクレジットカードとリストバンドが紐付くことにより、イベント会場入口でリストバンドをNFCリーダーにかざすと、本人確認が取れ入場可能になる。また、会場内での商品購入の際にも、リストバンドをかざすだけで支払いが可能だ。
同サービスは、2014年3月17日よりアメリカのニューヨークにて行われる音楽イベント「SOUND CITY」にて導入され、来場者の入場管理とイベント内での飲食や物品販売において、リストバンドによる支払いが行える。
MPayMe Japanでは今後、同サービスを日本国内でのさまざまなイベントでの導入を行い、現金やクレジットカードを持たずに安心して楽しめる環境の整備に努めていきたいとしている。