2014年6月20日9:00
2011年8月、PayPalが買収したMobile決済のゾング(Zong)の社長だったDavid Marcusは、その才能を買われてPayPalの社長になった。
新生PayPalはDavidのリーダーシップによって、Mobile決済を加速。ブレインツリーの買収やビーコンの活用で新しい決済エリアへ踏込もうとしていた。
そんな矢先、突然PayPalの社長をやめ、Facebookに移ってMobileメッセージングの開発をはじめると自らのブログで発表した。
ブログによると、組織の管理よりも、ものづくりに自分の情熱を注ぎたいということらしい。MobileメッセージングはFacebookの核となるサービス。毎日約120億件のメッセージがFacebookで送られている。
4月にローンチしたメッセンジャーは現在2億人強に利用されている。この重要なサービス開発をDavid Marcusに託した。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。