2014年10月7日16:31
インコム・ジャパンは、同社が提供しているPOSA(InComm’s Point of Sales Activation)が、このほど2014年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したと発表した。POSAはデジタルコンテンツをカードという親しみやすい形状で表現し、POSとの融合により安全な決済を可能にした結果、特に「電子情報の販売モデルデザインとして秀逸である。」として高い評価を得たそうだ。インコム・ジャパンでは今回の受賞を契機にPOSAの認知度の拡大を図るとともに、POSAカードを単なるプリペイドカードではなく、ギフトとして贈りあう、新たなライフスタイルの確立を積極的に推進していくという。
インコム・ジャパンのPOSAとは、POSレジで支払いが完了した時点で対象のカードを有効化する技術のこととなる。POSA技術により、カード発行会社はカードが販売店の一等地に陳列されることで、単なる決済手段だけでなく、プロモーション手段、新たなサービスやデジタルコンテンツ、ソフトウェアの販売ができる。販売店は在庫や盗難等のリスクを解決し、効率的なオペレーションの実現が可能だ。購入者はPOSAカードにより簡単かつ安全な決済手段を可能としている。
なお、グッドデザイン賞は、1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動となる。これまで55年以上にわたって、デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開され、のべ受賞件数は3万9,000件以上にのぼる。今日では国内外の多くの企業や団体などが参加する世界的なデザイン賞となっている。