2014年11月18日16:23
アプリックスIPホールディングスは、ウォーターサーバーのボトル交換タイミングを常に把握し、ボトル補充が必要になったらスマートフォン経由で補充発注ができるウォーターサーバー用の「お知らせビーコン」を開発したと発表した。
ウォーターサーバーとセットで供給される宅配水市場は、かつては法人需要が中心だったが、東日本大震災以降、飲料水に対する安心、安全の高まりや、家庭内調理用などの生活水としての需要拡大、備蓄用としての水需要の増加を背景に、宅配水の世帯普及率が拡大しているという。日本宅配水&サーバー協会の発表によれば、国内の宅配水市場規模は今年1,267億円を超える見込みであり、需要は増加の一途を辿っているが、一方、ウォーターサーバー利用者側では、ボトルの補充発注がうまく管理できずに不足・余剰などの課題を抱えており、提供企業側にとっては販売機会の損失となっていた。
アプリックスでは、利用者が必要なタイミングでボトルを補充発注でき、配送日を指定・変更できるだけでなく、提供企業側にとっても追加受注の拡大、解約リスクの軽減、受注作業効率の向上、利用者の水利用頻度・傾向などを把握することができるウォーターサーバー用の「お知らせビーコン」を他社に先駆けていち早く開発し、家庭用品向けの継続的な補充発注ソリューションとして提供する。
アプリックスの「お知らせビーコン」補充発注ソリューションは、消耗品や関連商品・サービスの販売に伴う収入からのレベニューシェアにより、ビーコンの販売以外での収益確保を目指す。