2014年12月30日9:00
プリペイドカードはサブプライム向けの決済手段なのだろうか。メルカトール(Mercator Advisory Group)の調査では、ちょっと違った利用者像が浮かび上がってきた。
2014年の調査結果によると、1年間にプリペイドカードを購入した米国成人は56%だった。2013年は53%、2012年は47%だから、年々増加傾向にある。
特に18歳から34歳のヤングアダルトの購入者が増えている。2013年は5人に3人だったが、2014年は3人に2人となった。
モバイル利用者のプリペイドカード購入者も多い。スマートフォン保有者の3人に2人、スマートフォンとタブレットの両方を持っている人は4人に3人がプリペイドカードを購入している。
モバイルコマース利用者では10人に9人という高い数字になった。プリペイドカードは、モバイルコマースでの有効な支払手段として認識されるようになっている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。