2015年2月20日13:06
クレジット情報処理センターの日本カードネットワーク(CARDNET)は、カラー液晶を採用し、さまざまな決済手段に対応したマルチ決済端末「JET-S 端末 JT-C17 シリーズ」を2015年2月から発売開始した。
パナソニック製JT-C17(製造元:パナソニック システムネットワークス)は、従来端末(ZEC-15シリーズ)で実装していた機能(クレジット、J-Debit、銀聯、POS 連動、PULSE ポイント)および、各種電子マネー(QUICPay、iD、nanaco、WAON、交通系電子マネー、楽天Edy)に対応するほか、2015年4月にはEMVCo.で定められた国際標準のEMV Contactlessに対応予定。Visa payWave、MasterCard PayPass、JCB J/Speedy、American Express Contactlessの4ブランドに対応するリーダライタとして世界で初めてEMVCo.の認定を取得したそうだ。
同端末は、視認性が高く見やすいカラー液晶モニターを採用しており、解像度は従来端末(ZEC-15シリーズ)の約2倍となっている。また、メニューの順番も自由に変更可能だ。さらに、従来端末比約80%の本体設置面積を実現。ハガキ約1枚分の大きさのため場所に困らず設置が可能だ。
そのほか、1台でアナログとLAN、2つの回線をサポートしているため、将来的に使用回線が変更になった場合でも置換えることなく使用可能だ。