2015年4月16日12:47
バリューコマースとMasterCardはこのほど、インバウンドビジネスを強化したい企業を支援する新しいマーケティング・サービスの提供に向けて協働することに合意した。2015年6月に、同サービスを提供開始することを目指す。
新しいサービスにより、バリューコマースを通じて同サービスに参加する広告主は、現状オンラインでのみ展開されている、ポイントなどの利用者優待特典付与サービスをMasterCardのテクノロジーを使って、新たに実店舗を利用した海外からの消費者に向けて提供することで、カスタマー・リレーションを強化することが可能になるという。また、MasterCardが昨年買収したオーストラリアの大手ロイヤルティ・リワード・サービスプロバイダーであるPinpoint Pty.Ltd.(ピンポイント)が管理する海外の顧客に向け、同サービスに参加する広告主の情報を告知展開し、日本への送客を図ることが可能になる。海外の消費者は、日本において参加広告主の店舗で買い物をすると、所定のポイントを得ることが可能だ。ピンポイントは、カード発行会社や加盟店向けに、オーストラリア、中国、インド、日本を始めとするアジア/太平洋地域の各国で、優待特典プログラムを運営している。