2015年10月21日15:09
凸版印刷は、日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC)が、2015年10月30日より発行開始する、全国のケンタッキーフライドチキン(KFC)店舗で使えるハウスプリペイドカード「KFC CARD」向けに「サーバ管理型電子マネーサービス」を提供すると発表した。
日本KFCでは、決済における顧客の利便性向上を目的として、外食業界をはじめ市場に提供されている決済手段を広く比較検討した結果、法人、個人を問わず高いニーズが寄せられている、ハウスプリペイドカードの導入を決定した。「KFC CARD」の導入に際しては、導入実績、システム安定性が高く評価され、凸版印刷の提供する「サーバ管理型電子マネーサービス」が残高管理システムとして採用されたという。
「KFC CARD」は、チャージ機能付きのハウスプリペイドカードで、500円単位で、5万円まで入金可能だ。全国のKFC店舗にてカードの購入と入金を行うことができ、発行手数料は無料となっている。入金残高の有効期限は、最終利用日より2年間。
また、「KFC CARD」の保有者は、専用のマイページでカードの残高確認や残高移行を行うことができる。
なお、「KFC CARD」はジェーシービーが発行する。凸版印刷は、日本KFCおよびJCBとともに、「KFC CARD」の機能強化に取り組んでいくほか、日本KFCの推進するプロモーションやキャンペーン施策への協力を通じて、「KFC CARD」の利用拡大を支援していく方針だ。
「KFC CARD」 に採用された「サーバ管理型電子マネーサービス」は、「ギフトカードASPサービス」として、凸版印刷と富士通エフ・アイ・ピーが共同で開始したもので、ギフトカードやハウス電子マネーの残高管理を行うリアルタイムプロセッシングサービスとなる。情報セキュリティ格付で決済サービスとして初となる最高位「AAAis」を取得しているほか、ISO/IEC27001をはじめ各種国際認証を満たした富士通グループのデータセンターで運用されており、すでに120社を越える企業に導入されている。