2015年12月17日19:21
楽天と楽天カードは、2015年12月17日から、楽天の共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」と電子マネー「楽天Edy」の機能が付いた一体型のクレジットカード「楽天ポイントカード機能付き楽天カード」の申込・発行を開始したと発表した。
今後発行するカードは、「楽天カード」だけでなく、「楽天PINKカード」、「楽天プレミアムカード」、「楽天ブラックカード」、「楽天カードアカデミー」のすべてに「楽天ポイントカード」機能が標準搭載となる。
楽天が実施したインターネット調査(2014年7月実施)によると、約70%のユーザーは従来の「楽天カード」に「楽天ポイントカード」の機能が付帯していると現在よりもクレジットカードを利用したいと回答したそうだ。
新しい「楽天カード」は、「楽天ポイントカード」と「楽天Edy」の機能を従来のカードに集約した一体型のクレジットカードとなる。ユーザーはこれまで、クレジットカードや共通ポイント、電子マネー機能の付いたカード等をそれぞれ保有し、提示する必要があったが、今後は同カードを1枚保有すれば、クレジットカード、電子マネー、現金のいずれの決済手段を選択しても、楽天スーパーポイントを使えて、貯めることができる。
なお、同「楽天カード」を申し込んだユーザーは、楽天会員IDと「楽天ポイントカード」および「楽天Edy」の番号があらかじめ連結されているため、楽天会員サイトへの手動による番号登録の必要がなく、新カードを入手した直後から楽天スーパーポイントが使えて、貯められる設定になっている。
「楽天ポイントカード」は2014年10月にサービスを開始。加盟店の開拓においては、ユーザーが生活スタイルに合わせて共通ポイントを選択できるようにコンビニ、百貨店、ガソリンスタンドなど幅広くジャンルを増やし、1業種1社の制限を定めることなく加盟店を拡大している。また、「楽天ポイントカード」の対象加盟店舗で使ったり、貯めたりできる楽天スーパーポイントは、楽天グループの「楽天市場」や「楽天トラベル」などさまざまな楽天グループのサービスで利用することが可能だ。