2016年1月21日9:00
サイフの中のカードを1枚のカードに集約するディバイスを開発したコイン(Coin)が新たなフェイズにはいった。カード型ウォレットの技術を活用したウェアラブルでMasterCardと提携したのである。
カード型ウォレットは30万枚を販売しているが、類似のプラスチック(Plastc)やストレートス(Stratos)、スワイプ(Swyp)などに押され気味だった。
MasterCardとの提携は、フィットネスバンドやスマートウォッチ、ウェアラブルなど広範囲にわたる。フィットネスではアトラスウェアラブル(Atlas Wearable)が製作したバンドに、スマートウォッチではオメイト(Omate)の商品にコインの決済技術をとりいれる。
コインはMasterCardのMDESを組みこんだディバイスやソフトウェアを提供する。フィンテックベンチャーのコインはその技術力とスピードを買われた。