2016年8月1日9:00
ソフトバンクが半導体設計会社のアームを3兆円で買収した。世界中でIoT市場が拡大するとみたからだ。
調査会社のマーケッツ&マーケッツ(Markets and Markets)によると、中国の2015年IoT市場規模は110億ドル。これが2022年までに1,214億ドルになると予測した。
年間成長率は41.1%という驚異的な伸びである。IoT市場規模にはプロセッサやメモリ、ロジック、センサーというハードウェアや、ネットワークセキュリティ、データ管理、遠隔監視などのソフトウェアが含まれている。
中国のIoT経済圏を構成しているのは、シャオミやクォルコム、メディアテック、中国テレコムなど。ソフトバンクの狙いは当たりそうだ。