2017年1月5日9:30
カード業界で働く立場として、電子マネー「楽天Edy」でお賽銭ができると話題の愛宕神社(東京都港区)を2017年1月4日に訪れた。400年以上の歴史を誇る愛宕神社は日比谷線の神谷町、銀座線の虎ノ門、都営三田線の御成門から歩いて行ける距離にあり、周辺には企業や官公庁で働く人が多い。1月4日から企業が仕事始めの人が多いこともあり、入り口にある急な階段付近から敷地を埋め尽くすほどの長蛇の列ができていた。
筆者も1時間30分ほどかけ、神前にたどり着き、楽天Edyで賽銭を行った。楽天Edyでのお賽銭は、1月4日(8時~日没)限定で実施。お賽銭箱の横に「楽天Edy」マークのある木箱が置かれてあり、1円単位で任意の金額をお賽銭できる。操作方法は、お賽銭金額、金額確認ボタンを押し、カードやモバイルをタッチすればOK。もちろん、楽天Edyの支払いで登録したポイントを貯めることも可能だ。
1月5日には浅草寺の隣にある浅草神社(東京都台東区)を訪れた。1500年以上の歴史を誇る浅草神社ではポイントカード付き御守が配布されている。共通ポイントサービスを展開するサイモンズの仕組みを採用。御守は浅草神社の御神霊(おみたま)が移されたカードとなっており、35にも及ぶご利益が記されている。
御守は浅草神社の社務所にて、御守の初穂料として賽銭箱に納めることで、手にすることができる(住所、氏名など個人情報の記載は必要)。サイモンズでは、地域活性化に取り組んでいるNPO法人や社会貢献事業に取り組む団体等に、有効期限(最長で2年間)内に利用されなかったポイントの寄付を行っているが、カード御守の失効ポイントは、神社の護衛・運営に役立てられるそうだ。
なお、愛宕神社、浅草神社において、ペイメントナビ編集部では、“日本のカード業界のさらなる発展”をお祈りした。ペイメントナビでは、カード情報啓蒙サイトとして、2017年はさらに充実した情報を発信し、カード業界活性化に貢献できるように努力していきたい。