2017年3月31日14:21
トラストバンクは、2017年4月1日より、ウェルネットおよびKDDIと決済サービスにおけるシステム連携を行うと発表した。トラストバンクが企画・運営するふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」において、ウェルネットが提供する電子決済サービス「マルチペイメントサービス」を通じたコンビニ電子決済、銀行ATM(現金自動預け払い機)、ネット銀行と、KDDIの「auかんたん決済」による決済手段の提供を開始する。
ECサイトをはじめ国内の主要な航空会社、高速バス会社の利用や公共料金などの支払いに対して、払込票を使わず、コンビニ、銀行ATM、ネット銀行で電子的に支払いができる「マルチペイメントサービス」は、クレジットカード決済と同様、各決済情報が瞬時に自治体の管理システムに反映されるため、寄附の受け入れ先となる自治体の業務の効率化を実現できると期待する。
また、年間を通して最も寄附の申し込みが集中し、その年の寄附の締め切りが迫る年末には、郵便振替や銀行振込等のクレジットカード決済以外の申込受付を12月初旬頃から停止する自治体が多く見受けられる。今回「マルチペイメントサービス」を導入したことで、一部の自治体ではクレジットカード以外でのマルチペイメントサービスでの受付も12月31日まで原則可能になる。
また、「auかんたん決済」は、auのケータイ・スマートフォンで購入したデジタルコンテンツ・ショッピングなどの代金を月々の通信料金に合算し支払うことができるサービスだ。auのサービスを利用するためのID「au ID」と暗証番号の入力だけで手続きを完了することができる。今回、自治体への寄附を行う決済手段として利用できることにより、auユーザーの利便性向上につながると期待する。
なお、「ふるさとチョイス」で利用できる決済手段は2017年4月1日時点でクレジットカード決済、銀行振込、郵便振替、現金書留、コンビニ決済(払込票)、「ドコモケータイ払い」、コンビニ電子決済、銀行ATM、ネット銀行、auかんたん決済となる予定だ。