2017年4月21日10:26
モスバーガーを展開するモスフードサービスは、全国のモスバーガー店舗に新しい POS システムを導入するが、2017年度内にクレジットカード、2017年5月16日から楽天Edyをはじめとした電子マネーに順次対応すると発表した。
多様化する電子決済に加え、2020 年の東京オリンピック開催時の利用増加を見越しインバウンド対策の一環として、三井住友カードと提携し、クレジットカード決済と電子マネー決済に対応したマルチ決済端末を導入する。これまで、同チェーンでは現金と一部店舗で電子マネーに対応してきたが、今回新たな決済システムの導入が必要と判断したそうだ。クレジットカード決済は、店舗スタッフが利用者のカードを預かることなく、顧客自身が機器にカード情報を読み込ませることができるマルチ決済端末を導入し、安全性に配慮した新 POS システムを構築するという。5月16日から電子マネー(楽天Edy)の対応開始、順次交通系電子マネーなどにも取扱いを拡大していく予定だ。
なお、新POSシステムでは、幅広い年齢の店舗スタッフが使いやすい画面設計を採用したという。調理を担当するスタッフが確認するオーダー表示の文字を大きくし、少しでも早く商品を提供できる工夫を施した。また、これまでと同様に顧客の要望に応え、栄養成分、アレルギー、原産地の情報は、注文の前にレシート用紙で出力し提供することが可能だ。