2017年6月10日9:00
インド政府はキャッシュレス推進のため、さまざまな手を打っているが、デジタル決済ネットワークの構築もそのひとつ。インドにはUPI(Unified Payments Interface)というリアルタイム決済ネットワークがある。
このネットワークに接続し、事業拡大を目論む国際企業がインドへ押しかけている。なんといっても13.5億人という人口は魅力的だ。
GoogleはAndroid Pay拡大のため、UPIと接続テストをスタート。オンライン決済代行のStripeもUPIと提携を模索している。チャットアプリのWhatsAppはUPIと接続し、決済プラットフォームを構築したいと考えている。
もしこれらの企業がサービスをはじめたとしたら、利用者数は数年で5,000万人から1億人になるといわれている。