2017年6月13日10:12
人口ボーナスによって、中国のEコマース市場は2桁成長をつづけている。中国商務部の調査によると、2016年のEコマース市場規模は26.1兆元(約420兆円)になった。前年対比19.8%の伸びである。
Sina Newsによると、中国のEコマース市場規模は世界の40%を占めているという。
成長要因はインターネット利用者の増加。中国のインターネット利用者は7.31億人。人口の53.2%になった。そのうちオンラインでショッピングしている人は4.67億人、ネット利用者の63.8%だ。
モバイルショッピング利用者数は4.41億人。成長率は29.8%である。
中国Eコマース市場の成長は、アリババが運営するTaobaoとTmall、そしてテンセントが運営するJD.comの伸長によるところが大きい。カテゴリーでみると、衣料、家電、モバイル機器、デジタルグッズ、食品の購入が多い。