2017年7月5日16:02
セブン&アイ・ホールディングスと日本電気(NEC)は、全国40店舗の総合スーパー「イトーヨーカドー」、ショッピングセンター「Ario」、百貨店「そごう」・「西武」、食品スーパー「ヨークベニマル」で提供する電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド自動車(PHV)充電サービスについて、電子マネー「nanaco」を用いた決済への対応を2017年8月から全店で本格開始すると発表した。
セブン&アイ・ホールディングスとNECは現在、商業施設に約3,000台の普通充電器および急速充電器を設置している。NECはセブン&アイ・ホールディングスから充電インフラを借り、2015年11月からEV・PHV利用者に有料充電サービスを提供している。
今回のEV・PHV充電サービスでのnanacoを用いた決済にあたり、入会手続き・月会費は不要だ。また、満充電・充電中の帰宅などにより選択した充電時間より早く終了した場合は、余った充電時間を次回以降に繰り越しできる。さらに、nanacoポイントを100円(税込)につき1ポイント付与するという。
なお、セブン&アイ・ホールディングスの施設以外でNECが提供するEV・PHV充電サービスについても、nanacoを用いた決済への対応を8月以降進めていく。