2017年10月11日20:00
インターファクトリーは、同社が提供するクラウドECプラットフォーム「ebisumart」において、ペイメントカードセキュリティに関する国際基準「PCI DSS」の準拠証明を取得した決済オプションサービス「PCI DSS準拠証明オプション」の提供を開始すると発表した。
クレジット取引セキュリティ対策協議会より発表された「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画」では、なりすまし等の不正使用によるEC加盟店からのクレジットカード情報の漏えい事故対策として、EC事業者は2018年3月までに、PCI DSSへの準拠、もしくはクレジットカード情報を非保持化することが求められている。
現在ECにおいてクレジットカード情報を保持するEC事業者は、PCI DSSへの準拠が必要だが、EC事業者が独自でPCI DSSに準拠するには多大な費用と労力がかかる。 そこで、「ebisumart」では、PCI DSSの準拠証明を取得した。
これにより、「ebisumart」を導入するEC事業者は、「PCI DSS」の準拠証明を取得した決済オプションサービスを導入することで、決済画面の個別カスタマイズを行いながら、クレジット取引セキュリティ対策協議会からの計画に対応することができるという。
導入初期費用は1店舗あたり10万円(税抜)から、月額費用 1店舗あたり5万円(税抜)となる。なお、サービス対応済決済会社はGMOペイメントゲートウェイから開始し、随時追加の予定だ。