2017年12月12日8:58
ぐるなびは、2017年12月上旬より、「大衆点評(大众点评)」と「美団(美团)」を運営する中国の美団点評(本社:中国北京市)と、同10月下旬より、台湾の旅行会社 Lion Travel(雄獅旅行社股份有限公司、本社:台湾台北市)の2社と提携し、事前決済型の多言語レストラン予約サービスを強化すると発表した。
同社では、すでにCtrip(上海携程国际旅行社有限公司)、台湾のKKday(酷遊天國際旅行社股份有限公司)と2017年春からサービスを開始している。事前決済サービスの提携を開始した2017年春から現在までで、提携先からの事前決済予約数は約10倍増(予約人数ベース・2017年4月~10月末時点)と好調に推移しているという。また、受け入れ側の飲食店でも、「店舗情報を掲載してすぐに予約がたくさん入ってきた」、「通常の予約だとキャンセルも多いが、キャンセルがないのでスムースに運用できる」と好評の声を受け、店舗の売上増と、予約客が当日連絡もなく来店しない「ノーショー(No Show)」のリスクの払拭につながっているそうだ。
同社では、年末から来春にかけて今後さらに韓国など東アジアを中心に提携先の拡大を予定。さらに、「ぐるなび外国版」にて、メニュー詳細を掲載している全国約2万6,000店舗においても、直接事前予約決済が可能になるシステムの開発を進めており、多言語での事前決済予約サービスの充実を図っていく計画だ。