2018年4月9日19:06
東芝テックは、ショッピングセンター向けマルチターミナル「MP-10」を2018年9月10日から発売する。価格は40万円(税別)で、5年間で3万台の販売を見込む。
「MP-10」は、テナントの日々の売上管理や多様な決済処理やグループウェアなどが搭載可能な端末となる。同商品は従来商品であるMP-80をコンパクトにしながら、追加機能を加えた商品であるそうだ。
利用者は、タッチパネル付きディスプレイによる操作性向上とレシート印字スピード向上により、決済処理がよりスムーズに行える。またICクレジット、銀聯、Jデビット、各種電子マネーに加え、バーコード・QR決済などに対応可能な機器を接続することができる。
端末の設置部分は135(W)×241(D)mm。最新OS Windows10 IoTを採用し、各種通信機能(LAN、WiFi,Bluetooth)と、シリアルインターフェイスを3ポート、USBインターフェースを4ポート内蔵している。
さまざまなネットワーク接続に加え、有線・無線どちらでも周辺機器との接続が可能だ。また、電子マネー端末設置時の電源、回線の追加が不要となる。
さらに、耐衝撃性に優れたSSDの採用に加え、ファンレス設計により、静音性と高耐久性を実現。画面パネルはフラットな構造により、画面縁にホコリがたまりにくいという。