2018年6月4日20:57
Liquidは、2018年内を目標にハウステンボス(長崎県佐世保市)と独自デジタル通貨「テンボスコイン」を共同開発し、ハウステンボスの「キャッシュレステーマパーク」化を推進すると発表した。
Liquidが開発を担当する「テンボスコインシステム」では、これまでに自社で提供してきた決済サービス、PASSによるユーザーウォレットサービスの構築・運用ノウハウや、ブロックチェーンベースのトークン発行の仕組み、LIQUIDレジなどリアル店舗に向けたキャッシュレス決済基盤のノウハウを用いて、「キャッシュレステーマパーク」の仕組みを構築する。
具体的には、①分散型取引台帳を活用した勘定管理の仕組み、②ハウステンボスの利用者と店舗の状況を見ながら「テンボスコイン」の流通量を制御する仕組み、③スマホウォレットアプリ、もしくはNFCカードによる利用者向けの決済手段、④店舗での「テンボスコイン」決済、ATMでの「テンボスコイン」チャージの仕組み――を包括的に提供するそうだ。