2018年7月20日9:00
2018年に入ってから仮想通貨の盗難が急増している。半期の盗難被害額は2017年通年の3倍に達した。調査したのはサイバーセキュリティ会社のサイファートレース(CipherTrace)
上半期の被害額は7.61億ドル。2017年通年の被害額は2.66億ドルだった。これらは仮想通貨交換所から盗んだものだ。
サイファーとレースは、2018年通年での被害が15億ドルになると予測している。直近の盗難は、韓国の交換所Bithumbから3,200万ドルを盗んだものである。
盗難によるマネーロンダリングも3倍になった。仮想通貨はマネーロンダリングの温床になっている。米国財務省の金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)はそう考えている。