2018年11月30日0:00
アイリッジの連結子会社となるフィノバレーは、2018年11月29日、飛驒信用組合、電力のOEM販売プラットフォームを展開するイーネットワークシステムズの三者間で、岐阜県飛騨・高山地域の電子地域通貨「さるぼぼコイン」のさらなる活性化に関する業務提携を締結した。
第一弾のサービスとして、さるぼぼコインで電気料金の支払いを可能とする新電力プラン「さるぼぼコインプラン powered by ENS」を2018年12月3日から一般家庭向けに開始する。電子地域通貨で電気料金を決済できるサービスは日本初となるそうだ。
新電力プランのさるぼぼコインプランは、さるぼぼコインを利用している「さるぼぼBank」ユーザーが申し込める電力プランとなる。ユーザーは、中部電力の従量電灯B, C料金と同じ電気料金のまま、料金をさるぼぼコインで支払い、電気料金の最大8%を「さるぼぼポイント」で受け取ることができる。さるぼぼコインはチャージ時に1%のさるぼぼポイントが貯まるため、合計で9%分、割安に利用することができる。貯まったさるぼぼポイントはさるぼぼコインと同様、加盟店での支払いに利用可能だ。