2019年2月25日19:00
パイプドビッツは、加盟店向けに紙で行っていた各種申込業務を、Webアプリケーション構築プラットフォーム「スパイラル」で電子化する「割賦・クレジットカード申込電子化ソリューション」を開発し、2019年2月25日より提供開始した。
同ソリューションは、これまで紙で行っていた割賦契約やクレジットカード申込の手続きを、パソコン、スマートフォン、タブレットなどの端末を使い、Web上で完結できる書類電子化サービスとなる。
従来の紙の申込書による手続きでは、記入不備がある度に申込者への電話確認や差戻しが発生したり、書類の整理や保管、保管庫へのセキュリティ対策が必要であったりと、手間と人的コストがかかっていた。そこでパイプドビッツは、割賦契約やクレジットカード申込の受付から契約、データ保管までをすべて電子化することで、審査スピードを向上させ、業務コストを削減するそうだ。
具体的には、割賦契約やクレジットカードの申込みをWebで受け付けることで、入力補助機能により、未入力や入力内容の不備を防ぐ。スマートフォン・タブレットからの手続きでは、カメラ機能を利用して本人確認用の写真をその場で撮影し、添付することもできる。万が一、差戻しがあった場合でも、申込者は入力済みの内容を訂正して再申請できる。
また、一連の手続きをペーパレス化することで、加盟店は紙の印刷や発送などにかかる物理的なコストを抑えられるだけでなく、申込内容の確認から審査、データ管理までをWeb上で完結できる。これにより、対応コストを抑制し、審査時間を短縮できるとした。
さらに、申込情報は、メガバンクや金融庁、100以上の金融機関も採用している「スパイラル」で運用する。保管庫にかかっていたセキュリティ対策も不要となる。