2019年3月28日7:30
いわき市、JR東日本水戸支社、常磐興産、タイムズ24の官民4者は、2019年3月27日から、「カーシェアリング官民共創実証事業」を開始した。実証事業は4年間を予定している。
同事業では、4者が連携を図りながら、いわき駅や湯本駅、スパリゾートハワイアンズといった交流拠点にカーシェアリングステーションを設置するほか、観光振興に向けたツーリズム企画等、さまざまな取り組みを実施し地方創生推進モデルの構築につなげていくそうだ。
カーシェアリング利用者への優待特典として、観光施設をドライブチェックイン目的地に設定し、その施設で30分以上駐車すると、タイムズカープラスで次回以降に利用できる電子優待券「プラスeチケット30分」を付与する。また、観光施設等の入場時に、タイムズカープラス車両のキーホルダー提示で利用特典があるそうだ。
また、「Suicaレール&カーシェア」では、首都圏のSuicaエリアから「Suica」で鉄道を利用した人を対象に、対象ステーション(JRいわき駅北口駐車場、JR湯本駅駐車場)のタイムズカープラス(カーシェアリング)の利用料金が15分206円分優待されるサービスを提供する。
各社の役割として、いわき市は、ステーションの確保、公用車としてのカーシェアリング車両の活用、利用データの分析、JR東日本水戸支社は、ステーションの確保、「Suicaレール&カーシェア」の実施、交通媒体等を活用した広報支援、常磐興産はステーションの確保、タイムズ24は、カーシェアリングの運営、「Suicaレール&カーシェア」の実施となる。