2019年5月31日15:00
みずほ銀行は、学校法人早稲田大学と「スマートスタジアム構想」に関する共同研究を開始し、Blue Labも参加すると発表した。同共同研究は、早稲田大学と2018年7月13日に締結した、データサイエンス活用の視野拡大に向けた研究・教育に関わる学術交流協定書に基づくものとなる。
共同研究の目的は、スタジアム来場者に対するサービス向上等を狙いとしたマーケティング高度化およびデータの利活用等となる。また、研究題材は早稲田大学ラグビー蹴球部となり、スポーツ観戦アプリサービスの構築、データ収集・利活用方法の検証を行う。
みずほ銀行ではこれまで、IT 技術等を活用した取り組みを推進するため、先進的な IT 技術を保有する企業との連携を通じ、業界の垣根を超えたオープンイノベーションに取り組んできたそうだ。そのような状況の中、同共同研究ではみずほ銀行および Blue Lab が構築を進めてきたスマートスタジアム構想における「データ利活用のためのプラットフォーム」を用いたスタジアム来場者情報を利活用する仕組みの1つとして、スポーツ観戦アプリサービスを通してデータの収集・利活用方法の検証を目的としている。
具体的には、早稲田大学と連携し、早稲田大学ラグビー蹴球部を研究題材としたスタジアム来場者に対するサービス向上等を狙いとしたマーケティングおよびデータの利活用等のため、スポーツ観戦アプリサービスの構築を行い、そこから得られたデータの利活用に向けた課題の整理と評価を行う。
また、サービス構築とデータの利活用に向けた課題の整理と評価については、早稲田大学の学生と共にワークショップや調査を行い、協定書に基づいたデータサイエンス教育の一環としても取り組むそうだ。