2019年12月6日17:50
スマートバリューの子会社であるノースディテールは、北海道ニセコ地区で提供される電子地域通貨「NISEKO Pay」の実証実験に参画し、スマートフォンアプリを公開したと発表した。
「NISEKO Pay」実証実験は、 一般社団法人ニセコひらふエリアマネジメント(NHAM)が運営主体となり、東急リゾートサービス、Orb、ノースディテールが参画し推進している。 「ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ」を運営するTRSが、周辺のスキーリゾートエリアや近隣の飲食店等と連携し、インバウンドを含めた観光客を対象にした実証実験であり、ニセコエリアの経済活性化を目的としている。
「NISEKO Pay」アプリは、Orbのブロックチェーン/分散型台帳技術を用いたコミュニティ通貨プラットフォーム「Orb DLT」を利用し、 ノースディテールはiOS、 Android向けのWalletアプリを構築した。Walletアプリでは、クレジットカードもしくは現金からチャージを行うことが可能だ。QRコードを用いて、実店舗ではキャッシュレス決済、他のアプリ利用者間とは送金を行うことができる。
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ペイメントナビ編集部
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