2019年12月19日16:30
GMOペイメントゲートウェイの連結会社であるGMOイプシロン(GMO-EP)は、freee finance labと提携し、freeeが提供する「クラウド会計ソフトfreee」を利用する事業者に対し、最短2営業日で融資可能な「GMOイプシロン トランザクションレンディング」を、2019年12月19日より提供開始すると発表した。
成長期にある中小企業や個人事業主には、事業の安定運営や一層の拡大を図ることを目的とした資金調達のニーズがある。しかし、融資を受けるには、決算書を含む複数の書類の提出や、担保または保証が必要となるケースが多く、手間もリスクもかかるうえ、審査には数週間もの時間を要することから、迅速に資金を調達しづらい現状があるという。
こうした中、GMO-EP は2015年3月より、「イプシロン決済サービス」を利用するEC事業者(加盟店)向けに、日次の決済データ(トランザクションデータ)を基に与信判断を行うことで、 迅速に融資することが可能な「GMOイプシロン トランザクションレンディング」を提供している。さらに最近では、請求書・会計データや介護経営データといった、 日々の取引データの与信判断への活用を開始し、これによりEC事業者以外の中小企業向けにもサービスを展開している。
今回GMO-EPは、こうした与信判断に活用するデータを拡大し、中小企業の成長支援をさらに加速させるべく、freee finance labが提供する、「会計freee」のデータを活用する融資サービス「オファー型融資」の融資提供パートナーとなり、「会計freee」を利用する法人・個人事業主向けに「GMOイプシロン トランザクションレンディング」を提供するそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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