2020年3月3日20:08
SOMPOひまわり生命保険は、ふくおかフィナンシャルグループ傘下の iBank マーケティング(iBank )とともに、スマートフォン専用アプリ「Wallet+(ウォレットプラス)」内で、iBankと共同企画した「健康預金(けんこうよきん)キャンペーン」を2020年3月3日~5月31日まで実施すると発表した。
同社と iBank は、金融・保険領域の価値共創から一歩進み、利用者が日常利用している Wallet+からHealthcare サービスを提供することで、金融と Healthcare の一体提供を実現するため、「健康預金(けんこうよきん)キャンペーン」を企画した。
「健康預金(けんこうよきん)キャンペーン」では、同社が提供する乳がんのセルフチェック動画を視聴し、かつ、Wallet+で新たに目的預金を作成・入金した人を対象に、Wallet+内で獲得・交換ができるポイント「myCoin(マイコイン)」が iBankよりプレゼントされる。
同キャンペーンは、iBank が構築したポイント管理システム、ブロックチェーン関連技術の特性であるスマートコントラクトを活用し、予め達成条件(乳がんセルフチェック動画視聴と目的預金作成・入金)と達成時のアクション(myCoin プレゼント)をブロックチェーン上に定義することで、キャンペーンの達成条件判定からmyCoinプレゼントまでを自動化する、事業体を横断した取り組みを実現するものだ。
乳がんは、セルフチェックを習慣化することで早期発見の可能性が高まる。同社とiBankは、両社が有する既存のサービスを掛け合わせることで、利用者の健康管理と将来の備えとしての貯蓄(預金)の習慣化をサポートする新たな価値を提供するとしている。なお、先着 3,000名が対象となるそうだ。
また、2020年6月を目処に、Wallet+に提供している「ライフプランコーチ」に医療費シミュレーション(仮)を実装する予定だ。医療費シミュレーションは、ユーザーが自身の身長・体重や生活習慣などに関する問診に回答することで、三大成人病などの疾病リスクとそれに関する医療費を提示する機能だ。これにより、Wallet+のユーザーは、「ライフプランコーチ」で将来的なライフプランを計画することに加え、万が一、病気になった場合の備えや生活習慣の見直しについても、検討することが可能になる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト