2010年11月24日17:29
インターネット上の共通ポイントプログラムを運営するネットマイルは11月24日、ペイパルジャパンと連携して、インターネット上でサイト運営を行う企業に対し、共通ポイント「ネットマイル」を使った小口決済サービスの提供を開始する。
同サービスは、企業が運営するサイトでネットマイル会員IDを用いた決済が可能となるもの。導入サイトは、新たな決済手段として共通ポイントのネットマイルが利用できるため、購入者の現金出費を伴わない決済の提供が可能となる。また、決済は1円より可能な上、購入単価による手数料の変動がないため、少額の決済に利用できる。さらに、決済時に保有マイルが決済金額に対して不足している場合には、購入者は決済画面上に表示されたキャンペーンに参加することで、その場で新たにマイルを獲得し、獲得したマイルを即時に決済代金に充当することができるほか、世界に2億3,000万の利用者を有する、世界最大級のオンライン決済サービス「PayPal(ペイパル)」を通じて各種クレジットカードなどで購入代金不足額を支払うことも可能になる。
同サービスによって、購入者は、すでに登録済みのネットマイル会員IDを使用して決済するため、導入サイトで個人情報を入力する手間が不要となるほか、個人情報を導入サイト側に知らせずに決済を行うことができる。同時に、保有マイルが不足した際も、利用者が口座情報やクレジットカード情報などをサイト側へ非開示としたまま支払いができるPayPalを利用することで、購入者のプライバシーを保護することが可能になる。