2026年1月9日7:00
トライアルホールディングスとスギホールディングスは、新たな価値創造に向けた協業を行うべく、本格的な取り組みを2026年1月8日より開始することで基本合意した。
これにより、相互の強みを融合することができ、「戦略的協業の始動から施策の協働展開」を通じて、「業界の垣根を越えた進化」や「リテールテックによる流通小売業の新たな成長モデル」を構築するという。
これまでにトライアル(株式会社トライアルホールディングスの中核子会社)とスギ薬局(スギホールディングス株式会社の中核子会社)は、スギ薬局店舗へのGOシステムや店舗サイネージの導入、ID-POSデータを使用した取り組み、プライベートブランド商品(以下PB商品)の相互供給など、実験的な施策を実施してきた。
トライアルグループの強みである「EDLP(エブリデイ・ロー・プライス)を実現するローコスト運営」、それを実現する「リテールテックによる効率化」と、スギ薬局グループがこれまで大切にし、強みとしてきた「接客」、それを軸とした「顧客接点であるアプリ」「調剤ノウハウ」と、トライアルグループの強みである「EDLP(エブリデイ・ロー・プライス)を実現するローコスト運営」、それを実現する「リテールテックによる効率化」を掛け合わせることが、地域顧客に対する新たな価値を提供し、さらなる成長に繋がると考えております。今回の基本合意により、これまでの取り組みを本格的に加速させ、両社の強みを活かして、シナジー創出を目指す。
具体的に、トライアルグループが展開している一部店舗(トライアル、西友など)内に、スギ薬局の調剤薬局・ドラッグストアを出店する。これによりトライアルでは、更なる利便性の高いワンストップショッピングが可能となる。今年中に「スーパーセンタートライアル須恵店」、「スーパーセンタートライアル飯塚店」で実装予定だ。
また、スギ薬局からトライアルへのヘルス&ビューティ商品の供給に加えて、品揃え・棚割り、売場づくりについてのノウハウ提供などを行う。これにより、ヘルス&ビューティに強みを持つトライアル店舗が誕生する。今年3月リニューアルオープン予定の「TRIAL GO 池尻店」で実装予定だ。
さらに、トライアルの強みである職人監修の惣菜・弁当、および職人が開発したレシピを中心とする製造ノウハウをスギ薬局の店舗へ提供する。トライアルは約40名の職人が惣菜・弁当を監修しており、その高いクオリティを店舗で再現するための技術開発を行っている。職人の技と味へのこだわりを再現し、スギ薬局店舗に来店する顧客に対して、手頃な価格で提供するそうだ。
加えて、「GOシステム」は、トライアルが展開してきた「TRIAL GO」店舗を中核に展開してきた包括的、かつ、効率的な「店舗運営プラットフォーム」だという。物流・共同仕入れ・リテールテックの活用、顔認証決済やリモート年齢確認、棚モニタリングシステム「Retail EYE」による遠隔店舗管理の仕組み導入を検討し、スギ薬局店舗のオペレーションを効率化させるという。また、すでに両社がそれぞれ実施している店内のサイネージにおける顧客の購買時間に合わせた商品訴求や販売促進に直結するリテールメディアの相乗効果も図っていく。加えて、スギ薬局アプリを通じたセグメント販促やプロモーションのノウハウをトライアル側に供給し、両社でより良い顧客体験の実現を目指す。
そのほか、両社のPB商品を相互に供給することで、商品ラインナップの強化を図る。トライアルからは食品・日用品を中心に、スギ薬局からはヘルス&ビューティ商品を中心に、トライアルからは食品・日用品を中心に供給し、互いの強みを補完することで、手頃な価格で良質な商品を地域の人々に届け、喜んでもらえる品揃えを行うそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト














