イオンフィナンシャルサービスにおけるキャッシュレス決済の現状について

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2026年1月9日8:00

イオンフィナンシャルサービスは“小売業発の総合金融グループ”として、日本を含むアジア11カ国で生活に密着した金融サービスを展開している。多様化するお客さまのニーズに対応し、「小売×金融」「リアル×デジタル」の強みを活かした独自の金融サービスを提供する同社が、国内で展開している「AEON Pay」を中心としたキャッシュレスサービスの概要について解説する。(2025年11月19日開催 ペイメントナビ15周年記念セミナー「キャッシュレス8割ビジョン」の講演より)

イオンフィナンシャルサービス株式会社 執行役員 決済商品本部 本部長 橋本 壮一郎氏

イオン生活圏の金融インフラを提供 カード会員数は3,000万人超

皆様、こんにちは。私は1996年にイオンフィナンシャルサービスに入社し、沖縄赴任からキャリアをスタートいたしました。入社以来30年近く、全国各地を駆け回ってきましたが、なぜか自分の出身地の関西・大阪での勤務経験はありません。私が唯一、人に誇れることがあるとすれば、運を掴み切る力を身に着けてきたということです。これは趣味を通して学んだ部分が非常に多かったと思っております。自分に流れが来ていないときは、ひたすら我慢する。そして流れが来たときに、勝負できるかどうか。運を掴めるか否かは、ここにかかっています。まだ挑戦の途上にありますので、最後に勝って終われるように、これからもあきらめずに前に進んでいきたいと思っています。

イオンフィナンシャルサービスについて少しご紹介させていただきます。あらためて私たちの役割について申し上げますと、イオングループの総合金融事業を担う会社として、イオン生活圏の中で、生活者をつなぐ地域のインフラの役割を果たしております。国内のカード会員数は約3.149万人、カードショッピングの取扱高は約7.5兆円です。

私たちはイオンの前身であるジャスコのハウスカードからスタートいたしました。「お客さまが便利でお得にお金を扱えるようなサービスがほしい」という、当時のジャスコの売場従業員の声が、創業のきっかけになりました。このお客さまに寄り添うという信念は、私たちのDNAとして、今も根強く生き続けています。

そういった創業時の経緯もあって、私たちはいつもお客さまの視点に立って、既成概念にとらわれない新しいサービスを提供してきました。たとえば、今ではスタンダードになっていますが、当時は珍しかった年会費無料のイオンゴールドカードの発行や、365日営業の銀行店舗などは、私たちがパイオニアとして生み出したサービスです。

さらに私たちは、イオンの基本理念に基づいて、地域社会への貢献を非常に重要なミッションと位置付けています。地域に貢献するサービスとして象徴的な取り組みが、利用金額の一部を地域に寄付する「ご当地WAON」です。後ほど詳細をご説明いたします。

国内での地域密着型の事業展開を基盤に、その領域を海外にも拡大してまいりました。中国・香港、フィリピン、ベトナム、インド、ラオス、タイ、ミャンマー、カンボジア、マレーシア、インドネシアと、日本を含めてアジア11カ国で事業を展開しております。

コード決済と電子マネーを統合 「ご当地WAON」にも対応した新「AEON Pay」

ここからは、私たちが提供するコード決済サービスの「AEON Pay」について紹介させていただきます。

「AEON Pay」は2021年にイオンの新しいコード決済サービスとしてリリースいたしました。リリース後に送金機能やチャージ機能の搭載などのアップデートを繰り返し、会員数は着実に増え続けております。2025年8月末時点での会員数は948万人です。

一方、大きな課題もありました。私たちがコード決済市場に参入した2021年は、各社が次から次へと新しいサービスを展開し、同時に魅力的なキャンペーンを実施する激戦の時期でした。私たちは後発参入でしたが、歴史の変化に対応して、私たちの風土である常識にとらわれないチャレンジに乗り出しました。そうして登場したのが新「AEON Pay」です。

新「AEON Pay」は、電子マネー「WAON」とコード決済の「AEON Pay」を統合させた新しい決済サービスとして、2025年6月にリリースいたしました。この統合により、1台のスマホで、「AEON Pay」払いと「WAON」払いが可能になり、アプリ内で両者の残高移行も簡単に行うことができます。

さらにこれを通じた地域貢献として、「ご当地WAON」の機能も搭載しました。利用金額の一部を自治体などに寄付して、地域経済の活性化や地域の環境保全などに役立てていただいています。

「ご当地WAON」の発行は、今もますます拡大しています。直近では11月10日に愛媛県今治市の「IMABARI WAON」の発行を開始しました。寄付総額は2025年2月末で33億3,163万円になりました。今後も「ご当地WAON」による地域貢献を続けていきたいと思っております。

「AEON Pay」はイオングループ以外の加盟店を随時拡大しております。ご利用いただけるところは2025年8月末時点で360万カ所、「WAON」は2025年9月末時点で156万カ所となっており、お客さまの利便性の向上に向けてますますの拡大を図っています。

ポストスマホ時代へのチャレンジ 手のひら認証を2026年春にも実用化

「AEON Pay」の今後の展開についてご説明いたします。

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