2020年6月25日17:54
そごう・西武と、インコム・ジャパンは、2020年7月7日から、そごう・西武の各店舗のPOSレジ端末にて全10種類のQR/バーコード決済サービスの取扱いを開始すると発表した。
取り扱う決済サービスは、Alipay、WeChat Pay、au PAY、d払い、J-Coin Pay、LINE Pay、メルペイ、PayPay、楽天Pay(アプリ決済)、ゆうちょPayとなる。
これまでそごう・西武では、セブン&アイグループの電子マネー「nanaco」のほか各種クレジットカード、中国系QR/バーコード決済「Alipay」「WeChat Pay」を導入していたが、日本国内でのキャッシュレス決済が浸透していることを踏まえ、顧客利便性の向上を図り顧客満足度を高めていきたいとしている。
インコム・ジャパンの提供するQR/バーコード決済サービスは、各決済サービス事業者のシステム仕様の相違点を吸収し、加盟店には同一の仕様で提供できるため、POSレジの初期開発が軽減できる。また、継続的に機能拡張を行っており、サービス拡張時の追加開発も最小化できるという。
さらに、POS連携で決済サービスを導入するため、すべての決済手段が全店、全POSで同一オペレーションになる。自動振り分け機能でPOS側でのペイメント毎の決済サービス選択も不要なため、店舗スタッフのオペレーション負荷の軽減につながる。
また、キャンペーン対応など、システム接続以外のサポートを実施。決済サービス事業者との窓口になり、各種調整を行うだけでなく、POPなどの販促物作成や物流支援などにも対応する。
そのほか、導入時に発生する「契約」「精算」「電文管理」「問い合わせ対応」の業務に関しても窓口となり、一括対応する。幅広い加盟店サポートで、運用・管理面の効率化が可能だ。