2020年9月30日9:03
インコム・ジャパンは、中国アントグループ傘下のアリペイと提携し、アリペイのグローバルパートナーである香港の「AlipayHK」、シンガポールの「EZ-Link Wallet」、韓国の「Kakao Pay」、マレーシアの「Touch ‘n Go eWallet」の4ブランドのQR/バーコード決済サービスの取り扱いを2020年10月1日より開始した。
インコム・ジャパンは、国内の大手コンビニエンスストア、ドラッグストア、家電量販店、百貨店、スーパーマーケットなど5万店舗以上の小売店とシステム接続し、POSレジでのQR/バーコード決済を提供しております。すでに「Alipay」などの海外ブランドや「au PAY」「d払い」「PayPay」などの国内ブランドをラインナップしている。今回の取り扱いブランドの追加により、国内ブランド12社、海外ブランド10社の計22ブランドの一括提供が可能となった。
なお、インコム・ジャパンは、電文中継システムの提供に加え、売上代金の精算や販促キャンペーンの調整、加盟店向けコールセンターの提供など、運用面もワンストップでサポートしている。コロナ禍の中、日本への入国制限などの影響もあり、インバウンド需要は従来よりも低迷しているが、今後の回復を見据え、加盟店により幅広い決済サービスを円滑な業務運用と合わせて提供しているそうだ。