2020年7月10日15:00
楽天は、2020年7月10日、オフラインでの購買データに基づくIDマーケティングソリューション「RMP – Omni Commerce」において、新メニュー「レシート利用キャンペーン」の提供を開始した。
同メニューでは、ユーザーが各商品の「トクダネ」と呼ばれるクーポンを事前に取得し、商品購入後にレシート画像を送付すると「楽天ポイント」を獲得できるサービス「Rakuten Pasha」の一部機能を用いて、各企業が実店舗などでの自社商品に関するさまざまなプロモーションを行うことができる。「トクダネ」の事前取得は不要なため、「Rakuten Pasha」での広告に加え、店頭の商品や販促物、レシートなどでより多くのユーザーにキャンペーン告知を行えるようになる。また、ユーザーは好きなタイミングで、より気軽に「楽天ポイント」を獲得することが可能だ。
さらに各企業が、「楽天ポイント」以外にオリジナルグッズなどの独自の景品をプレゼントすることもできるようになった。「楽天ポイント」やその他の景品のプレゼント時も、「Rakuten Pasha」でレシート画像を送付した全員にプレゼントする「総付け」型に加え、特定の人数に対してより多くのポイントや景品をプレゼントできる「抽選」型が選択できる。各企業は同機能を活用し、新商品の販売促進、定番商品の再購買促進など、それぞれの目的に応じたより柔軟なマーケティング施策を1億以上の楽天会員に対して行うことができるという。