2020年10月23日11:00
松屋銀座は、2020年11月4日から、「チェッカー無線」と提携し、買物代行サービスを開始すると発表した。コロナ禍において自宅での食事機会増加により百貨店品質の食材への需要が高まる一方、第3波で再び外出自粛傾向が強まることも予想される。そこで、来店せずに注文した食材を最短2時間で、即日自宅に届けるサービスを開始する。対応するのは松屋銀座社員。要望に応えつつ、百貨店の目利きでその日のお勧めも紹介する。届けるのは百貨店同様、接客品質を重視するチェッカーキャブ加盟のタクシードライバーとなる。タクシーの空車活用にもつながるという。
対象売場 は、松屋銀座 地下2階 生鮮食品全12店。40代~50代女性、ECに苦手意識のある高齢層がターゲットとなる。松屋では、2020年下期(2月末迄)で1,000万円の上利上げをみこむ。支払い方法は、電話にてクレジット決済、来店にて通常通り決済となっている。
当面は生鮮食品のみ対象で、1日10件を目標に、スムーズな業務フローの確立を目指す。クリスマスシーズンにはオードブルやスイーツへのサービス拡大も視野に入れている。
なお、チェッカーキャブ無線協同組合は、主に東京23区、武蔵野市、三鷹市を営業区域とする、44社、約3,200台が加盟するタクシーの無線グループとなっている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト