UR都市機構とカーシェアリング実証実験を開始(マツダレンタカー/パーク24)

2010年12月13日18:04

マツダレンタカーとパーク24は12月13日から、大阪府のUR賃貸住宅「アルビス旭ヶ丘」と「高見フローラルタウン」で、カーシェアリングサービス「タイムズプラス」のサービスを開始すると発表した。UR賃貸住宅におけるカーシェアリング実証実験の一環として実施するもので、UR賃貸住宅へのカーシェアリング導入は今回が初めてとなる。

同実験は低炭素社会の実現に向けた社会的意識の高まりを踏まえ、低炭素交通社会への取り組みとして実施するもの。立地特性の異なる2カ所のUR賃貸住宅へカーシェアリングを試験的に導入し、居住者の利便性やカーシェアリング事業の可能性などの多角的検証が行われる。マツダレンタカーとパーク24は、今回の実験でカーシェアリングサービス「タイムズプラス」を提供する。

具体的には、大阪府豊中市と大阪市此花区の2カ所のUR賃貸住宅の駐車場にステーションを設置し、各エリアの特性を踏まえフィアットとデミオ各1台を導入。会員登録によりUR賃貸住宅の居住者はこれらの車両に加え、全国746カ所(10月末現在)のタイムズプラスのステーションを利用することが可能となる。カード発行料はUR賃貸住宅居住者は無料、UR賃貸住宅居住者以外は1,500円。利用料金は15分200円で、月額基本料は個人会員が1,000円、法人会員が無料となっている。

マツダレンタカーとパーク24は2009年11月から不動産事業者と連携し、マンション併設のカーシェアリングサービスを開始。今回の実験で導入するものとは異なり、マンション居住者専用のサービスとして運営しているという。

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