2022年3月10日7:10
小田急電鉄は、2022年4月1日に、小田急線をPASMOで利用すると小田急ポイントを付与する新サービス「小田急おでかけポイント」を開始すると発表した。
これは、新しい生活様式による定期券を持たない通勤スタイルや、子供のICカードでの小田急線利用が1乗車一律50円となることを受け、より多くの人に、お得に小田急線を利用いただけるよう実施する。
大人は、同一月内、同一運賃区間ごとに2回以上乗車するとポイント付与対象となる。ポイント付与率は乗車回数に応じて段階的に変動し、乗車運賃に対して0.5%から最大12%の小田急ポイントを付与する。また、子供の利用時は、1回から一律で2%付与する。
同サービスのご利用には、同社運営のサービスプラットフォーム「ONE(オーネ)」への会員登録(無料)とPASMOの登録が必要となる。申し込み登録は「ONE」サイトより行う。なお、ポイントはONE IDに情報登録された小田急ポイントカードへ、子供の小田急おでかけポイントは保護者のONE IDに情報登録された小田急ポイントカードへ付与される。貯まったポイントは1ポイント=1円から、小田急沿線を中心に、約1,100店(3月8日現在)の加盟店でのショッピング等に利用可能だ
さらに、同サービス開始日から9月30日までの間、「小田急おでかけポイント」に登録、利用した人へ、小田急ポイントを最大1,600ポイントプレゼントする「おでかけポイント始まる!キャンペーン」も実施する。
なお、7月31日で、きっぷ「小田急チケット10(全3種)」の発売を終了する。今後は、小田急ポイントをPASMOへチャージできるようにするなど、より利便性の高いサービスを目指して、検討を進めていくそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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