2011年4月13日8:22
NXPセミコンダクターズ(NXP)は、2011年4月11日、USBアーキテクチャとスマートカード・インターフェースを特色とする、低コスト版ARM Cortex-M0ベースのマイクロコントローラ「LPC11U00」を発表した。LPC11U00は、民生機器やモバイル機器をサポートする安定した USB接続性を提供するという。
ユーザー定義の柔軟なバッファアーキテクチャ管理、USBデータの高速なポストプロセス、堅牢な非同期 USB オペレーションとともに最大5つの設定可能な物理エンドポイントの提供によって、USBのパフォーマンスを最大限に引き出すことが可能になるという。また、最大 32KBのフラッシュ、6KBの SRAM、多様なシリアルインターフェース、スマートカード・インターフェース、4つのPMW機能付システムタイマー、8チャネル10ビットADC、最大40のGPIOを提供する。
同シリーズは 、LPC11U12(16K フラッシュ)、LPC11U13(24K フラッシュ)、LPC11U14(32K フラッシュ)の3モデルで構成されている。 現在これらのモデルは初期導入企業向けにサンプル出荷中で、2011年5月に全世界で提供を開始するという。また2011年下半期には、より大規模なメモリとパッケージ構成のモデルが順次加わる予定となっている。