2011年5月6日14:32
日立情報システムズは、溶接により金属体に直接取り付けが可能な金属製タグを開発したと発表した。また、金属製タグと連携する機器・設備管理用のソフトウエアパッケージ(Chipin/Fixtute-Lite、チップイン/フィクスチャーライト)もあわせて開発し、2011年7月から販売を開始する予定だ。
溶接できる金属製タグは、国際標準規格(ISO/IEC18000-6 Type C)に準拠しており、金属体に直接取り付けることが可能である。また、外装には丈夫な金属素材を採用。衝撃や紫外線に強く、丈夫で壊れにくいタグとなっている。さらに、サンドブラスト、高圧水洗浄にも耐えることができるという。
今後日立情報システムズは、プラントや機械、建造物などの保守点検、金属容器の回収管理などでRFIDの活用分野を開拓するとともに、国内・中国市場をターゲットに2011年7月より販売を開始する予定だ。同社では3年間で 50万個~100万個の販売を目標としている。