2011年4月6日14:55
日立情報システムズは、2011年4月6日から、クレジットカードを発行する企業向けに、ペイメントカードの情報セキュリティに関する国際基準「PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)」の準拠を支援する「PCI DSS サポートサービス」を提供開始すると発表した。日立情報システムズでは、2010 年9月に「カード発行企業向け共同利用型対外接続サービス」、「クレジットカード総合管理ソリューション」の2 分野でPCI DSS Ver.1.2の準拠認定を取得した(参考記事)。
日立情報システムズでは、クレジットカード会社のシステム構築・運用に長年携わってきた経験とPCI DSS 準拠認定取得の実績を生かして、一時的なコンサルティングやセキュリティ関連製品の導入に留まらず、現状調査からシステムの設計・構築・検査までのトータルなサービスを提供する。
具体的には、現状調査・FIT&GAP 分析を行い、改善策を提示する「PCI DSS 診断サービス」、要件や日立情報の改善策に基づき設計・構築を行う「PCI DSS 対策設計サービス」と「PCI DSS 対策構築サービス」、PCI DSS 準拠認定取得に必要な検査となる「PCI DSS 内部脆弱性検査サービス」を用意している。
さらに、日立情報のセキュリティソリューション「SHIELD(シールド)」などとの組み合わせにより、その他必須検査や運用に至るまで、顧客のセキュリティ対策をフルサポートするという。