2011年7月29日19:13
ソリトンシステムズは、仮想デスクトップの認証を強化する「SmartOn ID for リモートアクセス」の新バージョンであるバージョン2.2を、2011年8月3日から出荷開始すると発表した。
SmartOn ID for リモートアクセスは、シンクライアント端末利用時にリモート接続先となる仮想デスクトップに対して、ICカードとパスワードの2要素による認証を実現するソフトウェアである。
仮想デスクトップは、企業のPC端末のセキュリティと運用効率、利便性を向上させるが、業務データを保持する場所が、手元の端末から、リモート接続先の仮想デスクトップに移動するため、仮想デスクトップに対するセキュリティ対策が必要となる。それを解決するのがSmartOn ID for リモートアクセスで、アプリケーションへのシングルサインオン機能も備えている。また、通常のPCでの2要素認証を実現する「SmartOn ID」との併用が可能である。
今回は、Citrix XenDesktop/XenApp、VMware Viewと主要なデスクトップ仮想化システムの最新版に対応している。
価格は、税込1万5,000円(仮想デスクトップ)。同社では、初年度2億円の販売を目標としている。