2011年10月24日14:35
SafeNet, Inc. は、米国時間の10月11日、SafeNet認証管理プラットフォーム「SafeWord 2008」向けに新しいクラウド機能を発表した。新機能はIDフェデレーションとシングルサインオン(SSO)の2つで、Salesforce.comやGoogle AppsなどのSaaSアプリケーション向けに追加されたものである。
SafeWord 2008は、導入、統合、管理をシンプルに実行できるOTP認証プラットフォームの1つの製品である。SafeNet認証管理プラットフォームであるSafeWord 2008とSafeNet Authentication Manager(SAM)は、SafeNetのクラウドセキュリティポートフォリオの主要ソリューションとして、エンタープライズID認証をSaaSベースのアプリケーションにまでシームレスに拡張するという。
SafeWord 2008は、SAMと組み合わせることで、SaaSベースのアプリケーション環境において、認証機能とシングルサインオン(SSO)機能を提供する。
SafeNetの認証管理プラットフォームでは、SAML(Security Assertion Markup Language)を使ってエンタープライズユーザーIDのフェデレーションを行う。企業は既存の認証インフラストラクチャをそのまま活用できるようになり、さらに社内アプリケーションとクラウドベースのアプリケーション両方に同じログイン資格情報を適用することが可能になる。