2012年3月22日21:30
日本セーフネット(SafeNet)とアクトは、PKIベースUSB認証トークンおよびワンタイム・パスワードなどの認証製品全般に関するリセラー契約を締結し、2012年3月1日より販売を開始したと発表した。
アクトはGO-GlobalのシンクライントソリューションのID・パスワード認証に、SafeNetのワンタイム・パスワードをはじめとした2要素認証の技術を活用することで、顧客のシンクライアントへのよりセキュアなアクセスを実現するという。また両社は、成長するクラウド市場向けに共同で技術開発やセールスプロモーションを実施する。
SafeNetの認証製品は、オンラインバンキング、VPNアクセス、シンクライアント、PCのプレブート認証、電子カルテへのアクセス、クラウド/SaaSなどの強固な認証が要求されるシステムで採用されている。またさまざまな認証方式に対応しており、PKIベースUSBトークン、ワンタイム・パスワード、スマートフォン用のワンタイム・パスワード、ICカードなどの認証デバイスをラインナップしている。さらにシングルサインオン用のソフトウェアや認証製品を一括集中管理するマネジメントソフトウェアなどのソリューションも併せて用意している。
GO-Globalのシンクライアントソリューションは、アプリケーションサーバにインストールされたシステム、データをユーザーがネットワークを通して利用することができるシステムである。動作はアプリケーションサーバの環境に依存するため、さまざまなプラットフォームからアクセスしてもクライアントの使用感は変わらない。さらにアクセス端末にはデータを残さないためシンクライアントとして非常に高いセキュリティを実現・確保することが可能となる。