2012年6月18日14:00
日本セーフネット(SafeNet)とTISは、PKIベースUSB認証トークンおよびワンタイム・パスワード等の認証製品全般およびPC・サーバ&WAN暗号化製品に関するリセラー契約を締結し、2012年6月18日より販売を開始すると発表した。
TISが取り扱うSafeNet製品は、eTokenシリーズの認証製品、PCやサーバ、データベース暗号化のためのDataSecure、広域イーサネット暗号化を行うHigh-Speed Encryption(HSE)製品となる。
TISは、これまで金融・カード分野で培ってきたセキュリティ環境の構築・運用ノウハウを活かし、事業継続を脅かすセキュリティのぜい弱性に対して、現状の診断からセキュリティ対策の実装までを行う、包括的なセキュリティソリューションを展開してきた。今回のSafeNetとのリセラー契約締結により、認証および暗号化領域でのサービスラインナップ強化を図る。
一方、SafeNetの認証製品は、オンラインバンキング、VPNアクセス、シンクライアント、PCのプリブート認証、電子カルテへのアクセス、クラウド/SaaS等の強固な認証が要求されるシステムで採用実績を築いている。また、さまざまな認証方式に対応しており、PKIベースのUSBトークン、ワンタイム・パスワード、スマートフォン用のワンタイム・パスワード、スマートカードなどの認証デバイスをラインナップしている。暗号化の分野においてはPCのフルディスク暗号化、RAIDディスクも含むサーバの暗号化用ソフト、ならびにオンライン暗号化装置に多数の実績があるという。さらに広域イーサネットワークのエンド間最大10Gbps通信の暗号化装置(HSE)により企業やキャンパス・ネットワークを保護するという。